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ホーム >  当院について >  病棟のご案内 >  回復期リハビリテーション病棟

回復期リハビリテーション病棟


自然光と間接照明が織りなす空間

デイルームは日中のお過ごしやお食事でご利用いただけます

1周80m程の病棟です。個浴室やユニバーサルトイレも完備です

★スタッフステーション★
デイルーム、リハビリエリアの向かいにございます

★スタッフステーション★
職員が滞在しています。お気軽にお声かけ下さい♪

生活部屋(個室/多床室)

★お一人様用(個室)★
TV、洗面化粧台、応接セットなど備えています

トイレ付、トイレ・シャワー付の2タイプございます

★多床室★
明るくも間接照明でやわらかい光の空間です

TV、収納BOX、電動ベッドが完備されています
洗面台、トイレは共有でのご利用になります

リハビリエリア

各階に備えています。生活に組み込んだリハビリを!
個室の言語聴覚室もございます

総合リハビリ室は1Fにございます

サービス内容と実績

5階病棟、6階病棟の2病棟(各42床、計84床)それぞれに、専属のリハビリテーション科医師、療法士、看護師、介護士、管理栄養士、薬剤師、ソーシャルワーカーが在中しております。ご自宅や居住施設への退院を目指しながら、当事者の皆さまやご家族様が「今後の生活」や「生活の質※注1」を主体的に考えるうえで一役を担う情報や手段についてもご提供して参ります。

生活で「活かせる」能力を念頭とした集中的なリハビリテーション(一例) ⇒ クリック
・筋力、関節機能、心肺持久力、バランスなどの機能トレーニング
・注意力、記憶力、物事の認識と判断力などの認知/高次脳機能練習
・誤嚥を防ぎながら食べ物や飲み物を摂るための摂食/嚥下機能練習
・話す、聴く、書くなどの言語訓練
・浴槽を使った浴室内の練習、キッチン用具を使用した調理練習、服の着脱など日常生活におけるあらゆる動作の練習
・屋内外での移動や買い物、交通手段の利用などの実地練習
・趣味活動や復職に要する総合的パフォーマンスの評価とプログラム 

これらを繰り返していくとともに、在宅生活を見据えた社会資源の利用生活環境の整備のサポートもいたします。
ご自宅の退院に向けた準備として、写真のご提供依頼クリック)やご自宅訪問があります。
なお、ご入院にあたっては、脳血管疾患、脊髄疾患、大腿骨骨折などの病気・ケガなどと対象疾病がございます。

※注1.生活の質(Quality of Life ; QOL)
肉体的・精神的・社会的・経済的な満足度を意味し、私たちが生きる上での満足度を表す指標のひとつでもあります。物による豊かさだけでなく、「自分らしく、幸せに暮らしているか」といった心の満足度も、生活の質の基準になります。「自身が何を幸せとするか」と知りながら、その幸せを見出せる状況を作り出すことも生活の質の高まりの一役になります。治療効果に加え、QOLを保てるかどうかも大切です。


2021年度の実際(左図)
入院された方のうち、脳卒中や神経障害を患った方が約半数、4 割が背骨や大腿骨の骨折などの整形外科疾患の方々でした。

退院先の内訳は、多くの方が在宅退院でした。在宅には、自宅に加えて特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、居住系施設、高齢者専用賃貸住宅などが含まれます。

入院期間は、平均 79.7 日でした。

回復期リハビリテーション病棟の対象患者様

対象疾患 入院期間
脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント手術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、腕神経叢損傷当等の発症後もしくは手術後の状態又は義肢装着訓練を要する状態 150日
高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頚髄損傷および頭部外傷を含む多部位外傷 180日
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節もしくは膝関節の骨折、又は2肢以上の多発骨折の発症後、又は手術後の状態 90日
外科手術又は肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後又は発症後の状態
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経、筋又は靱帯損傷後の状態 60日
股関節又は膝関節の置換術後の状態 90日