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MRI



検査目的

MRIは強力な磁石と電波を使用し、様々な角度から体の内部を検査します。軟部組織の描出に優れており、一般撮影・CTで発見できない骨病変の発見にも有用です。

撮影時間について

検査時間は通常20-40分です。また、検査開始の20分前までに放射線受付に来られなかった場合、お待ちいただくことがありますのでご了承ください。

注意事項

MRI検査に注意が必要な方

以下の方はMRI検査が受けられません
  • ペースメーカー・人工内耳・刺激電極など体内に電子機器が入っている方
  • 妊娠している可能性のある方
以下の方はMRI検査を受けられない場合があります
  • 体内に脳動脈クリップ・ステント・人工関節など金属類がある場合
  • 閉所恐怖症など狭い所が苦手な方
  • アレルギー症状のある方(造影剤を使用する場合)

メイク・その他について

アイシャドウ・アイライナー・刺青(タトゥ)・カラーコンタクト・遠赤外線肌着等は接触部分が熱く感じたり、皮膚や染料部分が変色したりする場合があります。当日のアイメイクは避けてください。刺青・タトゥのある方は担当医にご相談ください。

検査時の服装

備え付けの検査着・スリッパに着替えてから検査を行います。検査当日の遠赤外線下着の着用はご遠慮下さい。着用している場合は紙パンツをお渡し致しますので、必ずお申し出ください。

持込禁止の物

全ての金属類・電子機器・磁気製品・カード類・時計・携帯電話・アクセサリー・補聴器・カイロ・湿布など
その他MRI室に掲示してありますのでご確認ください。

腰椎MRI矢状断(側面)

腰椎MRI矢状断(側面)

頸椎MRI矢状断(側面)

頸椎MRI矢状断(側面)

膝関節MRI矢状断(側面)

膝関節MRI矢状断(側面)

腹部MRI冠状断(正面)

腹部MRI冠状断(正面)

初期脳梗塞


VSRAD(ブイエスラド)とは

VSRADは前駆期を含む早期アルツハイマー型の診断支援ソフトです。

早期アルツハイマー型認知症(以下早期AD)では海馬傍回(記憶に関わる部位)が萎縮することが分かっていますが、海馬傍回は体積が小さく、MRI 画像上での視覚的評価にはバラつきが出るため診断が難しいとされています。

VSRADは海馬傍回の体積の萎縮度を正常脳と比較し、Zスコアという数値で評価します。この数値が2.0を超えると高い確率で早期ADの疑いがあるということになりますが、VARADのみで診断できるわけではではありません。
診断は医師による問診やテスト等による経過観察により行われ、VSRADを使用することによって、より客観的な診断を行うことができます。

早期ADの症状の進行を抑える薬の投薬は、ADの早期であればあるほど、その効果が期待できます。VSRADにより臨床上疑わしい症例を早期から診断していくことにより、患者様のみではなく、その家族にとっても大切なことだと思われます。

VSRAD解析結果

この用紙をお渡し致します。