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整形外科の取り組み



脊椎疾患

当科では頚椎症性脊髄症や腰部脊柱管狭窄症・側弯症を代表とする脊柱変形に対する手術を行っています。
現院長および当科のスタッフは前年までは東京女子医大付属病院整形外科の医局員であり、当科では大学で培った経験とノウハウを基に手術を含めた治療をお勧めしております。

脊椎圧迫骨折

転倒や事故などの外傷による腰椎を中心とする圧迫骨折と診断した場合、当科では若い方やご高齢でも比較的骨密度の高い方にはインプラントを用いて経皮的に固定術を勧めております。術後疼痛が速やかに軽減するため、手術をしない保存療法に比べ臥床期間や入院期間が短くすみ、早期社会復帰が可能となる利点があります。

経皮的椎体固定術

術前
第2腰椎圧迫骨折と診断した方です。

術前X線画像
第2腰椎が潰れています
術中
インプラントを留置する操作をすべて皮膚ごしに行います。

術後
潰れた腰椎はほぼ元通りに回復しました。
翌日には歩行しておりました。

術後X線画像

脊椎圧迫骨折に対するBKP療法(Balloon Kyphoplasty)

脊椎圧迫骨折は経年的変化を原因とする骨粗鬆症では転倒などの外傷がなくても自然に起こってしまうことがあります。圧迫骨折とは判らずに痛みを我慢して過ごしてしまう方も多く、圧迫骨折が偽関節(骨癒合不全)となり腰痛が長引くことがあります。当科では、偽関節になってしまった圧迫骨折に対してまず原因である骨粗鬆症の積極的な治療を勧めており、近年始まったテリパラチド(副甲状腺ホルモン)の注射やその他内服療法を行います。多くの方で偽関節になった場合でも投薬を開始すると骨癒合が得られますが、中には骨癒合が得られない方がいて、BKP(経皮的椎体形成術、セメント充填術)を行います。
BKPはご高齢の方やご病気のためリスクの高い方でも手術が可能であり、局所麻酔で行うこともあります。術後は翌日から歩行可能で、入院期間も最短で1泊2日でリハビリも含めると通常1週間程度です。

前十字靭帯(AC)損傷

前十字靭帯とは大腿骨と脛骨を繋ぐ靭帯です。
スポーツ等で膝を強く捻った際に受傷する事が多く、この靭帯が切れていると「膝くずれ」を起こしてしまい、膝の不安定性を認めます。
損傷した前十字靭帯は自然治癒しません。
前十字靭帯を損傷したままスポーツを続けるとパフォーマンスの低下のみならず、膝の不安定により二次的な半月板・軟骨損傷を引き起こすリスクがあるため、スポーツを継続を希望される方には再建術をお勧めしています。
当院では関節鏡を用いた解剖学的二重束再建術を行っております。
入院は10~14日程度。
術後5~6ヶ月でジョギング開始。術後8~10ヶ月で完全復帰を目指してリハビリを行います。

再建された前十字靭帯(ACC)

半月板損傷

膝のクッションの働きをする半月板ですが、スポーツや加齢性変化により切れてしまう事があり、膝の疼痛・引っかかりの原因となる事があります。
半月板は自然治癒力に乏しく、一度損傷してしまうと手術適応となってしまうケースが多く存在します。
当院では縫って治癒が期待出来る半月板損傷に対しては関節鏡を用いた半月板縫合を、変性等が強く縫合しても治癒が期待出来ないものに対しては関節鏡を用いた半月板切除を行っています。

断裂した半月板

縫合して修復された半月板


変形性膝関節症

加齢性変化や骨折、半月板損傷等で膝軟骨が摩耗し、膝の疼痛・変形を認めます。
症状が軽い症例に対しては、内服やヒアルロン酸注射、足底板等の装具療法による保存加療を行いますが、保存加療で症状が改善しない症例に対しては人工膝関節全置換術(TKA)、人工膝関節単顆置換術(UKA)、脛骨高位骨切り術(HTO)を行っています。

人工膝関節全置換術(TKA)

脛骨高位骨切り術(HTO)