ホーム > 禁煙外来のご紹介 > 喫煙者は『ニコチン依存症』
タバコがやめられないのはあなたの意志が弱いからではありません。
タバコには身体的にも精神的にも強い『依存性』があるからなのです。
つまり、これは『ニコチン依存症』という病気なのです。
よく喫煙者から聞かれるのが、
「タバコを吸うと頭が冴える」
「タバコで集中できる」
「ストレスが解消できる」
などという意見ですが、これはタバコのニコチンが切れてくると生ずる不安・イライラ・落ち着かないなどの『離脱症状』が解消できるために感じる認知の歪みなのです。タバコでストレスが解消できたのではなく、一時的に離脱症状が取れただけなのです。
喫煙者はこうも言います。
「タバコがないとやっていけない」
「タバコさえあれば、ほかのことはどうでもよい」
「タバコが有害であることが分かっていてもやめられない」
「私がタバコを止めるのは無理だ」
「タバコを吸うのは個人の自由だ」
「タバコを悪者にして禁煙禁煙というのは人権侵害でファシズムだ」
ニコチン依存症に罹患すると、タバコを吸うためには手段を選ばないようになり結果として喫煙者の周囲で様々な問題を起こしてきます。
このようにニコチンは身体的にも精神的にも喫煙者を喫煙し続ける方向に陥れるのです。
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